建設業者に安全対策徹底を要請 CO中毒など3件の死亡災害発生で 群馬労働局

2023.03.24 【安全スタッフ ニュース】
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 群馬労働局(加藤博人局長)は3月14日、建設工事現場での労働災害防止を徹底するよう群馬県建設業協会などの関係団体へ要請した。管内建設業では今年2、3月、工事の事前調査中に崩れた擁壁に作業者が挟まれた事故のほか、マンホール内での一酸化炭素中毒、掘削作業中の重機の激突によって作業者が死亡する災害が立て続けに発生。また、休業災害件数も前年同期より増加している。要請では、建設機械周辺への労働者の立入禁止や誘導員の配置、掘削面の安全な勾配の確保、自然換気の不十分な場所での一酸化炭素濃度の測定など確認事項を示し、団体の会員事業場へ周知を求めた。特に年度末はさまざまな作業が輻輳し、労災発生リスクが高まることから、一層の取組みが必要としている。

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