「挟まれ・巻き込まれ」が増加 製造業の労災防止を要請 群馬労働局

2022.08.26 【安全スタッフ ニュース】
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 群馬労働局(加藤博人局長)は、管内の製造業で機械のはさまれ・巻き込まれによる労働災害多発を受けて、(一社)群馬県経営者協会などに災害防止対策の徹底を要請した。今年6月末時点で、挟まれ巻き込まれによる死傷者数は前年同期比で24.1%増加。今年5月には、自動車用エアコンのコンプレッサー部品を製造するラインで、部品を乗せるためのパレットの下降装置に頸部から上を挟まれて作業者1人が死亡する災害も発生している。

 はさまれ・巻き込まれによる死亡災害の約9割は機械に起因したもので、運転中に不必要に手を出したり、機械を止めずに清掃するなど安全な作業手順を守っていなかったことが背景にあるという。「本質安全の原則」「隔離の法則」「停止の原則」の基本的な考え方を押さえた対策を進めることが必要とした。

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