【特集1】「安全審査」で危険要因除去 機械導入前に安全な状態つくる 仕様決定・設置時の二段構え/セイコーエプソン

2022.11.10 【安全スタッフ 特集】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 セイコーエプソン㈱(本社:長野県諏訪市)では、機械の導入や改造、廃棄の前に実施する「安全審査」によって安全な状態をつくり込んでいる。機械ごとに設定した項目に基づき、仕様決定時、設置時の二段構えで審査し、挟まれや化学物質ばく露などの危険を事前に排除。審査に合格しなければ機械の使用は認めない厳格なルールを敷く。さらに、グループ内で発生した事故労災情報を水平展開する安全ニュースや階層別の安全衛生教育など、さまざまな施策を通じて、災害ゼロの職場を目指している。

PDCAサイクル回し災害ゼロへ

 ウオッチの製造をルーツに持ち、プリンターなどの情報関連機器、水晶・半導体デバイスなどの製造を行うセイコーエプソン㈱。熟練した匠の技能と先進技術による製品作りが特徴の同社では、「業績より安全・健康、コンプライアンスを優先し、事業を通じて心豊かな社会の実現を目指す」とする社長方針のもと、「安全衛生」「健康管理」「施設保安」「防火防災」を柱とした労働安全衛生活動に取り組んできた。

 現在は国内外の製造拠点で労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格であるISO45001の認証取得を進めており、…

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

2022年11月15日第2414号 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。