10年で60人超の奨学金返済支援 ノバレーゼ

2022.10.19 【労働新聞 ニュース】
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 ブライダル業大手の㈱ノバレーゼ(東京都中央区、荻野洋基社長)は、10年前に導入した奨学金返済支援制度において、今年初めて満額の計200万円を受給した人材が3人出たと明らかにした。これまでに“肩代わり”した奨学金は、総額で約5930万円、延べ63人分に上っている。

 同制度は、勤続5年および10年に達した際、その時点の奨学金未返済分を100万円まで支援する仕組み。2012年7月に導入した際、既存社員に対しては勤続年数をその時点からカウントするルールとし、これまで6度(17~22年)にわたり支給を行ってきた。

 返済支援に当たっては所得税、社会保険料の負担分も会社が補助しており、導入以来の負担総額は約1212万円に及ぶ。日本学生支援機構が今春から「企業による代理返還制度」を採り入れたことを受け、その利用も開始している。同制度を含む各種の取組みにより、近年の離職率は10%前後で推移している。

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令和4年10月17日第3372号5面 掲載

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