【特集1】挟まれ防止教育を充実 安全訓練センター新設で VRと組み合わせ効果的に/旭化成パックス群馬工場

2022.10.12 【安全スタッフ 特集】
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 旭化成パックス群馬工場(群馬県太田市)は今年、工場内に安全訓練センターを開設した。ローラー、コンベヤーの挟まれ巻き込まれ災害を学べる機器と、VRによる労働災害体感装置を導入し、経験を通じて危険感受性を高めるのが狙いだ。座学の教育カリキュラムも整備し直し、体験型の教育と組み合わせることで、より効果的な内容となっている。全社員を対象に体系的な安全教育を行うとともに、同社の他工場にも水平展開していく。

堅実な取組みで長期無災害を継続

 高透明のポリプロピレン製品をはじめとした食品用容器、包装用フィルム製品などの製造を行う旭化成パックス㈱。同社の群馬工場は、3万3520m2の敷地があり、正社員、派遣・アルバイト社員合わせて約130人が働く。社長方針である「安全がすべての大前提」の考えに沿って、トップダウンによる安全衛生活動、安全衛生教育を展開している。

 機械の安全対策では、設備の挟まれ・巻き込まれ災害防止対策、機械安全に関する資格であるセーフティサブアセッサ(SSA)の取得などを推進するほか、旭化成グループの定めるLSA(ライフセービングアクション)の徹底、全社員への定期的な安全教育、交通労働災害防止100日チャレンジといった活動に力を入れてきた。取組みの成果は今年1月、完全無災害2000日のかたちで結実し、その後も…

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2022年10月15日第2412号 掲載

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