【特集2】悪い・正しい画像で教育 切創や腰痛を防ぐ 労災発生場所も表示/サミット

2022.08.29 【安全スタッフ 特集】
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 食品スーパーのサミット㈱は、労働災害の発生頻度が高い入社間もない社員の安全対策を強化するため独自の教材を作成。各部門の作業内容ごとに「悪い例」「正しい例」を写真や動画で示し、具体的な留意点などを説明している。冊子の形態で配布していることから、教育後も見返せるのがポイント。過去の労災発生場所やルール徹底が必要な作業場など、リスク箇所に注意喚起の表示を積極的に行い、店内放送による切傷防止対策などの呼びかけも進めている。労災が減少するとともに、店長のさらなる安全意識向上につながっている。

スイングドアは一時停止を

 関東地方でスーパーマーケットチェーン「サミットストア」などを展開しているサミット㈱(本社:東京都杉並区、従業員数:正社員2933人、パートタイム社員8179人〈※1日8時間、月20日換算による人数〉)は、近年、労働災害防止の取組みに力を入れている。

サミットの安全活動は、厚生労働省や農林水産省から評価され、事例集などに掲載されている(写真は東京都杉並区の本社ビル)

 とくに雇入れ時の教育には工夫が見られる。労働災害の発生頻度が高い、入社間もない社員への安全意識を向上させるために、2019年には、従来活用している「初めましてサミットです」という教育資料に、繰り返し見てもらえるよう写真を使い始め、分かりやすさを追求したという。

 「入社1カ月以内の社員の労災が多く、…

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2022年9月1日第2409号 掲載

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