【特集2】再現写真で災害例示す 墜落や転倒の怖さ伝え 危険感受性向上目指す/家畜改良センター

2022.04.12 【安全スタッフ 特集】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 再現写真で災害事例を共有し、危険感受性の向上を――独立行政法人家畜改良センターは「畜産関係労働災害事例集」を取りまとめ、墜落・転落、転倒などの災害発生の状況を再現した写真とともに、原因や対策のポイントを解説することで、安全衛生管理体制の底上げに取り組んでいる。例えば、高圧洗浄機のホースに足を取られて転倒し、左手首を骨折した事例では、被災者が後方確認をしないまま移動したことが原因だった。重量物を足に落として打撲した事例では、梱包状況をチェックせず側面だけを持って持ち上げたことが災いした。

ホースに足取られ転倒

 農林水産省所管の独立行政法人である家畜改良センターの安全衛生推進本部が作成した「畜産関係労働災害事例集」は、畜産業で目立つ災害の発生状況を再現した写真で構成したもの。現場の状態が一目で分かるだけでなく、原因と対策がしっかりと検証されているのが特徴だ。

 災害事例は、転倒、飛来・落下など畜産業を問わず、他業種でも起こり得るものが多く、製造業や第三次産業などにおいても参考になる。一部を紹介したい。…

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

2022年4月15日第2400号 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。