高卒は初任給増 最賃改定が影響 神奈川労働局

2021.11.16 【労働新聞 ニュース】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 神奈川労働局(川口達三局長)は、令和3年3月の新規学卒者初任給の状況を取りまとめた。高卒者の初任給は男女ともに2%以上上昇した。

 新卒初任給は、県内ハローワークに提出された雇用保険被保険者資格届の賃金額を基礎に抽出。毎月支払われる給与に当たる交通費などは含むが、超過勤務手当などの臨時の給与は含まない。

 高卒者は男性が19万1000円、女性が19万4000円だった。ともに前年結果からアップしており、順に2.1%、2.6%増加している。大卒に関しては、男性が前年比増減なしで、女性に関しては1.3%減少した。

 同労働局は高卒初任給が上昇した背景について、「高卒初任給は大卒よりも最低賃金の影響を受けやすい。昨年の改定で1円とはいえ上がった影響があったのでは」と話した。

令和3年11月15日第3329号4面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。