コロナワクチン 接種休暇創設で最高5万円支給 名古屋市

2021.11.09 【Web限定ニュース】
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 愛知県名古屋市は、新型コロナウイルスのワクチン接種を促すため、勤務時間中の接種を認めたり特別休暇を付与する中小企業に対し、給付金制度を創設した。事業規模に応じて、最大5万円を支給する。予算20億円を計上し、約7万社分の利用を見込む。

 申請に当たっては、変更した就業規則の写しや、労務管理担当者の署名が入った休暇制度の説明書などの提出を求める。雇用保険の被保険者数が1~5人の企業には3万円、6~20人には4万円、21人以上には5万円を支給する。接種した人数は問わない。被保険者がいない個人事業主にも、1万円を給付するとしている。

 同制度は、働く世代のワクチン接種率が低いことから創設した。「接種や副反応で働き手が抜ける分、中小企業にも負担が掛かる。給付金で支援し、接種促進につなげたい」と話している。

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