車中では回復図れず 休息場所にも配慮必要 事故調査委

2021.06.22 【労働新聞】
  • TL
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 社会的影響が大きい事業用自動車事故の調査分析をする事業用自動車事故調査委員会(委員長・酒井一博大原記念労働科学研究所研究主幹)は、滋賀県蒲生郡で起きた大型トラックの追突事故に関する報告書を公表した。車中での休息の多さが、居眠り運転の要因になった可能性があると分析している。再発防止策として、車中以外の休息場所の確保を求めた。

 事故は令和元年6月13日、名神高速で起きた。大型トラックが渋滞中の車列の最後尾で、ほぼ停止状態にあった乗用車に追突。3台が絡む玉突き事故となり、5人が死傷した。事故の原因は運転者の居眠り運転だった。

 報告書は事故の背景に、運転者の疲労蓄積があったと指摘。事故前1カ月の勤務状況は、改善基準告示が定める1日の拘束時間の上限超過が6回、休息期間の不足が4回あった。休息場所の約半数が車中であったことも、睡眠不足の要因としている。

令和3年6月28日第3310号3面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ