『社労士が教える労災認定の境界線』の連載記事

2020.06.26 【安全スタッフ】
【社労士が教える労災認定の境界線】第314回 荷主の作業所で荷台から誤って転落

災害のあらまし  運送会社Bに勤務するAが、荷主の作業所で自社のトラックの荷台に入れていた荷物の積み込みや整理作業を行っていた。荷台で後ろ向きで歩いていたとき、背中側をよく見ずに誤って足を滑らせて荷台から落ちて、頚椎症性脊髄症となり、約半年の労務不能となる休業で通院加療を要する見込みとなった。 判断  本人に過失があったものの、業務上の災……[続きを読む]

2020.05.12 【安全スタッフ】
【社労士が教える労災認定の境界線】第313回 上司の発言により営業担当が自殺

災害のあらまし 営業担当者Aが、上司Bの発言によりうつ病を発症。その後Aは自殺した。 判断  労働基準監督署は、Aの自殺は業務外であると判断。その後の裁判では、業務に起因して一定程度の精神障害を発症し、それに罹患している者が自殺を図った場合には、本人の故意のものではないとして、業務起因性を認め、業務上災害となった。… 執筆:一般社団法人S……[続きを読む]

2020.04.10 【安全スタッフ】
【社労士が教える労災認定の境界線】第312回 不法就労外国人が作業中に指を負傷

災害のあらまし  パキスタン国籍のXは、日本での就労を意図して来日したが、入国時の在留資格(ビザ)は観光目的の短期滞在のための在留資格だった(就労のための中長期の在留資格ではなかった)。製本業者のK社は、Xが日本国内で就労可能な在留資格を所有しているかどうか(Xが不法就労者に当たるか否か)をパスポートなどで確認せずにXを社員として採用。X……[続きを読む]

2020.03.27 【安全スタッフ】
【社労士が教える労災認定の境界線】第311回 上司の発言を苦に出張先のホテルで自殺

災害のあらまし  A社の営業所長兼サービスセンター長とした勤務していたXが、出張先の宿泊していたホテルの窓から飛び降りて死亡した。 判断  本件の発生前、Xは営業所長とサービスセンター所長兼務は業務の負荷が過重であるため異動を要請したが、認められていなかった。そのため年齢、経験、業務内容、労働時間、責任の大きさ、裁量性からみて、Xは精神障……[続きを読む]

2020.03.10 【安全スタッフ】
【社労士が教える労災認定の境界線】第310回 看護師がインフルエンザにり患

災害のあらまし  病院内科に勤務する看護師H(28歳)は、この時期、インフルエンザ患者の対応に追われていた。いつものように仕事を終え帰宅したところ、咳やのどの痛み、熱、全身のだるさ(倦怠感)、食欲不振などの症状があらわれ自宅近くのクリニックを受診したところ、季節性インフルエンザA型と診断された。看護師Hは、仕事中に患者からインフルエンザを……[続きを読む]

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