『社労士が教える労災認定の境界線』の連載記事

2020.01.10 【安全スタッフ】
【社労士が教える労災認定の境界線】第306回 飛込み営業の社員が自宅から出て転倒

災害のあらまし  営業社員A(38歳)は、いつものように営業先に直行するため自宅を出たところ、前日の雨で濡れていた路面で足を滑らせ転倒、右足を骨折した。Aは、飲食店のインターネット広告の営業を担当。特定の顧客や特定の地区を担当する営業ではなく、街を歩きながら見込み客を見つける営業で、いわゆる飛び込み型の営業を行っていた。 判断  Aの負傷……[続きを読む]

2019.12.26 【安全スタッフ】
【社労士が教える労災認定の境界線】第305回 事務所前の資材を片付け中に転倒

災害のあらまし  第二種特別加入者(建設業の一人親方)として労災保険に加入しているAが、事務所前の植木鉢や砂、ブロックなどの資材を片付けていたところ転倒し、頭、腕、足などを打撲した。 判断  労働基準監督署長は、業務上の事由によるものとは認められないとして不支給の決定をした。本人が労災認定を求めて審査請求したが、「一人親方等について認めら……[続きを読む]

2019.12.10 【安全スタッフ】
【社労士が教える労災認定の境界線】第304回 出張中に宿泊先で飲酒後に転んで死亡

災害のあらまし Aは出張中の宿泊施設で飲酒をした後、酩酊していたため階段で転倒して頭部を打撲。その後病院に運び込まれたが、急性硬膜外血腫により死亡した。 判断  労働基準監督署は、Aの飲酒行為に端を発する死亡は業務に起因した負傷によるものとは認められないとして、労災の不支給決定をしたが、これを不服として遺族が控訴。原判決が取り消され、業務……[続きを読む]

2019.11.26 【安全スタッフ】
【社労士が教える労災認定の境界線】第303回 長年のヘルパー業務で頸肩腕障害に

災害のあらまし  ホームヘルパーとして勤務していたXが、長年にわたり身体介護と家事援助などの業務に従事し、その結果、頸肩腕(けいけんわん)障害および腰痛症を発症した。 判断  Xがり患した疾病は頸肩腕障害および腰痛症であり、それぞれについて上肢障害および腰痛認定基準に照らし、業務の内容・性質・勤務状況、疾病の発症の経緯、発症前の健康状態、……[続きを読む]

2019.11.12 【安全スタッフ】
【社労士が教える労災認定の境界線】第302回 パワハラで脳疾患となり後遺症が残る

災害のあらまし  心房細動を治療中のDは、長時間労働に加え、上司のE課長の執拗な叱責によるストレスが原因で血液の凝固を進行させ血栓が形成され、業務時間中に脳梗塞を発症し転倒した。救急搬送され命を取り留めたが後遺症が残ってしまった。その原因は業務に起因するものとして労働者災害補償保険法に基づく休業補償給付を請求した。 判断  脳梗塞の直接的……[続きを読む]

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