『“ジョブ型”にこそ――時代到来!キャリア権』の連載記事

2022.05.12 【労働新聞】
【“ジョブ型”にこそ――時代到来!キャリア権】後編 雇用慣行 人事権濫用と判決も 会社主導の配転めぐり/諏訪 康雄

労働者の決定権は僅少  前編では、キャリア権に関する現状を概観し、注目されるようになった背景を明らかにした。さらに法的基盤の検討も行い、名称に「職業生活」を含む法律が誕生していることなどを確認している。後編では雇用制度とのかかわりを分析する。  キャリア権の法的理念があるからといって、労働者の一存でただちにキャリアの決定や形成ができるわけ……[続きを読む]

2022.04.28 【労働新聞】
【“ジョブ型”にこそ――時代到来!キャリア権】前編 現状と法的基盤 企業生存競争の要に 不活性人材増加へ懸念/諏訪 康雄

長期雇用持たず転換へ  キャリアという語は実に多義的だ。広義では「人生」そのものと重なり、狭い意味では「職業を核におく生活の展開」と限定される。さらに狭く「職業経歴」だけをキャリアと理解する場合もある。  最近、経営側からの言及がめだつ「キャリア自律」は後2者の領域にかかわる。「働き手が当事者意識を持って自らの責任でキャリアを築き上げてい……[続きを読む]

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