【今週の注目資料】教員勤務実態調査(平成28年度)の分析結果及び確定値(文部科学省)

2018.11.01 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

中学教諭は週5時間増に

 平成28年度において、正規の教員である教諭の学内勤務時間は、平日の1日当たりで、小学校が11時間15分、中学校が11時間32分だった。前回の18年度調査に比べ、小学校は43分、中学校は32分増加した。土日については、小学校が1時間7分(対18年度比49分増)、中学校が3時間22分(同1時間49分増)で、中学校において大きく伸びている。

 1週間当たりでは、小学校、中学校の順で、57時間29分(同4時間13分増)、63時間20分(5時間14分増)である。また、副校長・教頭に関しては、同順で、63時間38分(同4時間33分増)、63時間40分(同2時間31分増)だった。

 教諭の1週間当たりの学内勤務時間数の分布をみると、小学校について、最多は55~60時間未満の24.4%である。以下、50~55時間未満24.0%、60~65時間未満16.3%が続く。中学校は、多い順に、60~65時間未満17.0%、55~60時間未満16.5%、50~55時間未満14.8%となった。80時間以上は、小学校が1.0%、中学校が8.5%だった。

 調査は、小学校397校8,951人、中学校399校1万687人から回答を得た。

教員勤務実態調査(平成28年度)の分析結果及び確定値の公表について

この連載を見る:
平成30年11月5日第3183号4面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。