【送検事例】伐倒作業で立入禁止措置怠る

2013.07.15 【安全スタッフ】
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 横浜北労働基準監督署は、立入禁止措置などを講じなかったとして、造園業の会社と同社代表取締役を安衛法違反容疑で横浜地検に書類送検した。高さ約8mの樹木を6人が二手に分かれロープを引いて伐倒しようとしたところ、作業員3人が落下してきた幹の下敷きになり1人が死亡、2人が重軽傷を負った。同社代表は、物体が落下することによる立入区域制限を怠っていた。(H25・6・3)

事件の概要

 事故は、住宅敷地内で造園会社の代表や作業員6人が高さ約8mの樹木を切り倒す作業中に起きた。

 高さ5mの箇所に切り込みを入れ上部の幹にロープをかけ、二手に分かれ引いていたところ、切り込みを入れた箇所より上の幹が落下。その衝撃でロープをつかんだままでいた作業員3人が幹の落下地点まで引き込まれ、作業員の体の上に約470kgの幹が覆いかぶさるように倒れてきた。…

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平成25年7月15日第2190号 掲載

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