【裁判例が語る安全衛生最新事情】第238回 三井金属鉱業外事件① 下請作業員のじん肺で元請けらに責任 岐阜地裁平成26年6月17日判決

2015.12.01 【安全スタッフ】

Ⅰ 事件の概要

 被告Y1社は、三井鉱山が所有管理していた神岡鉱山を昭和25年に譲り受け、昭和61年6月末まで所有管理していた。被告Y2社は、Y1社の完全子会社であり、昭和61年6月30日に、神岡鉱山の営業権一切を譲り受け、神岡鉱山を所有管理している。X1~X32はいずれも、Y1社またはY2社に雇用され、あるいは、それから請負会社に雇用されて、神岡鉱山で就労していた者たちである。

 第1次訴訟では作業員ベースで20人、第2次訴訟では作業員ベースで12人、訴訟継続中に5人が亡くなって9人の遺族がおり、合計36人が原告になっている。…

執筆:弁護士 外井 浩志

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掲載 : 安全スタッフ 平成27年12月1日第2247号

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