【裁判例が語る安全衛生最新事情】第191回 メディスコーポレーション事件 経理部長の過労自殺と予見可能性 前橋地裁平成22年10月29日判決 東京高裁平成23年10月18日判決

2013.12.15 【安全スタッフ】
  • TL
  • シェア
  • ツイート
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

Ⅰ 事件の概要

 原告X1は被災者Aの妻、原告X2~X4は被災者Aの子ら3人である。亡Aは、被告Y1社の営む介護付有料老人ホームの従業員であり、平成14年10月にY1社へ入社し、平成15年4月から財務経理部長についていた。被告Y2は、Y1社の代表取締役社長である。

 Y1社は株式上場を計画しており、6施設の新規開業、投資会社への施設稼働率の説明要求への対応、投資中止による計画の見直し、多くの従業員が営業活動に動員されたことによる内勤の人員不足などで次第に多忙になり、亡Aは、平成16年1月頃からは帰宅が遅くなり、土日もほとんど出勤するようになった。

 そして、平成16年8月16日に、Y2は亡Aを叱責するメールを送信し、亡Aは、「最近社長の考えがよくわかりません」というメールを返信。翌々日の朝、道路上の車内で自殺を図り一酸化中毒により死亡した。…

執筆:弁護士 外井 浩志

この記事の全文は、安全スタッフ電子版会員様のみご覧いただけます。

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

平成25年12月15日第2200号 掲載

あわせて読みたい

ページトップ