【監督指導対応のイロハ―送検の実情まで―】第3回 指摘されやすい事項 慌てず客観的証拠を 説明時にログなど示す/淺野 綾子

2025.08.07 【労働新聞】
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7割の事業場に是正勧告書交付

 前回は、労働基準監督官による監督には「定期監督等」、「申告監督」、「再監督」などの種類があることや、「定期監督等」が監督実施件数全体の80%前後を占めていることを紹介した。今回は、前半で「定期監督等」で指摘されることの多い法違反は何か、後半では「申告監督」における対応のポイントについて触れる。

 「定期監督等」を受けた事業場のうち、是正勧告を受ける事業場はどれくらいだろうか。厚生労働省労働基準局の「令和5年度労働基準監督年報」によれば、違反事業場比率は69.6%、つまり、定期監督等を受けた事業場の7割が是正勧告書を交付されていることになる。

 労働基準監督官が指摘する違反の具体的内容は、労働基準法関係では、…

筆者:弁護士法人ほくと総合法律事務所 弁護士 淺野 綾子

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令和7年8月18日第3509号10面 掲載
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