【ピックアップ調査資料】労働経済動向調査(令和7年5月)(厚労省)
2025.07.10
【労働新聞】
2割が高卒採用増を予定
調査は四半期ごとに実施している。5月は特別項目として、令和8年新規学卒者の採用計画状況を尋ねた。
8年新規学卒者の採用予定者数を、7年の採用者数に比べて「増加」させる事業所の割合を学歴別にみると、「高校卒」が最も高く、23%だった。「高専・短大卒」が18%、「大学卒(文科系)」が21%、「大学卒(理科系)」が20%と続いている。
採用予定者数を増加させる事業所に対し、理由を複数回答で尋ねている。高卒、高専・短大卒、大卒(文科系)、大卒(理科系)、大学院卒では、いずれも「長期的に育成することが必要な基幹的業務を担う者の確保」と回答した割合が最も高かった。回答割合は順に、39%、32%、37%、38%、39%。
高専・短大卒では、「前年は新規学卒者の確保が十分できなかった」の割合も高く、32%となっている。
この連載を見る:
令和7年7月21日第3505号4面 掲載