【安全衛生眺めてみれば】第36回 「良いこと」を報告する制度
2025.06.10
【安全スタッフ】
ヒヤリ・ハット運動というものがあります。どうもヒヤッとしたりハッとしたことは他人に言いたくない失敗体験という感覚があって、なかなか報告しないということがあるようです。そこで、ヒヤリ・ハットは失敗例ではなく、事故にならなかった成功例だと考える企業が増えてきました。「危険に対処する能力があったからこそヒヤッとしただけで済んだ、それは成功例だ」として心理的な障壁を除こうというのです。
また、仮想ヒヤリ・ハット運動というものを展開している企業もあります。ヒヤリ・ハット体験がなかなか出てこないので、ついに…
執筆:一般社団法人 労務安全監査センター 代表理事 東内 一明
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
2025年6月15日第2476号 掲載