【送検事例】作業計画の作成を怠る

2011.11.01 【安全スタッフ】
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 東京・江戸川労働基準監督署は、フォークリフトを使用する際、作業計画を定めなかったとしてリサイクル会社と所長を安衛法違反の疑いで東京地検に書類送検した。コンテナの両脇上端をフォークリフトの爪で挟んで移動し、中の空缶をコンベヤーに投入しようとしたとき、コンテナがフォークから外れて落下。コンベヤー内で空缶の選別作業をしていた労働者に直撃して死亡した。(H23・9・27)

事件の概要

 事故は、リサイクル会社の所長が子会社の労働者9人を使って、空缶のプレス作業を行っていたときに発生。所長自らが回転機能のあるフォークリフトを使って空缶を入れたコンテナ(総重量0.4t)を移動させて、ベルトコンベヤーに投入しようとしていた。本来ならば、フォークの爪をフォークポケットに入れてコンテナを上昇回転して投入する。今回の作業では、…

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平成23年11月1日第2149号 掲載

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