【建設業の労働災害事例】第176回 窓ガラスを地面に落とし、破片の上に足場から墜落

2012.08.01 【安全スタッフ】
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災害の発生状況

1.個人住宅新築工事において、サッシ(窓枠)、窓ガラスの取付け、ドア及び網戸の取付け工事を請負っていた1次下請けの作業員がサッシに窓ガラスを取付ける作業中に発生した。

2.取付け作業は被災者と同僚の2名で午前中から行い、全部で28枚の内、3枚を残すのみとなった。窓ガラスは1箇所のサッシに3枚取付けるが、このうちの大きいほうのガラス(縦1.77m×横1.3m、重量46kg)を1枚、1階のサッシに取付けるべく午後1時30分頃、作業を開始した。

3.作業は右図のとおり、被災者が木製足場作業床(高さ1.8m)に上がって、窓ガラスの上部両端を持ち、同僚がその下側で窓ガラス下側左右に取り付けたサッカー(ゴム製吸盤器)を持って、2人の掛け声で同時に持ち上げようとしたところ、同僚が左手に持っていたサッカーを誤って手放したため、ガラスが下側に設けてあった木製の仮置き台に落下して破損し、同僚は足場の外側に逃げた。…

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平成24年8月1日第2167号 掲載

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