【建設業の労働災害事例】第157回 換気口取り付け作業のため、ハシゴ上で作業中墜落

2011.04.15 【安全スタッフ】
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災害の発生状況

1.二階建個人住宅の屋根裏部分の結露防止のため、屋根の4側面部分に10箇所の丸型換気口を取り付ける工事である。丸型換気口の取り付け位置は、地上より約6mであるため、全長7.8mのアルミ製の2連式移動ハシゴ2組を、丸型換気口を取り付ける箇所(1箇所に2個取り付け)を中心に左右に挟み込むように地上から、軒先部分に立て掛けた状態で、事業者と被災者がはしごの踏み桟の上に立って作業を行い、取り付け箇所に移動させながら作業を行っていた。

2.災害当時西側の屋根側面に3箇所6個の換気口を取り付けるもので、2組のアルミ製の2連式移動ハシゴを立て掛け、ハシゴの転倒防止のために、ハシゴ脚部には、接近させたワゴン車の前輪部分と、後方のステップ部分をロープで緊結した。

3.被災者は、ハシゴの16段目の踏み桟の上(地上4.8mの高さ)で、換気口の取り付け位置に電気ドリルを使用して穴をあけて換気口を差し込んで取付けた後、取付け部周囲の隙間に…

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平成23年4月15日第2136号 掲載

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