一人親方の認知度6% 3分の2が治療費は自腹 アニメ業界団体・調査

2020.11.04 【労働新聞 ニュース】
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 一般社団法人日本アニメーター・演出協会(JAniCA)はアニメ制作者のケガや事故に関する調査を実施し、労災の「一人親方」制度に関する認知度が5.9%だったと発表した。労災保険の特別加入制度の見直しを審議する労働政策審議会の部会で明らかにしたもの。

 仕事現場で事故に遭い、ケガをした経験は24.7%が「ある」とした。「見聞きしたことがある」は35.3%、「ない」は38.8%となっている。現場への行き来の最中に事故に遭い、ケガをしたことは30.6%が「ある」とした。「見聞きしたことがある」は32.9%、「ない」は36.5%だった。ケガの治療費は65.0%が「自分で支払った」とした。万が一に備え、52.9%は「民間保険に加入している」と回答している。

 JAniCAは10月19日、田村憲久厚生労働大臣に要望書を提出した。労災保険の特別加入制度にアニメーターなどを加えるよう求めている。

令和2年11月2日第3279号3面 掲載

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