死亡災害多発で緊急集会開く 建設工事で10日間に4人亡くなる 兵庫労働局

2020.02.25 【安全スタッフ ニュース】
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 兵庫労働局(畑中啓良局長)は今年1月27日、建設現場で死亡災害が多発してることを受けて緊急集会を開催した。管内の建設現場では、今年に入ってから4人の死亡労働災害が発生。10日間という短期間に立て続けて起こったことから事態を重くみて、急遽関係者を集めた。

 集会には建設工事関係者約130人が参集し、兵庫労働局が今年度から新たに取り組んでいる「兵庫リスク低減MS運動」について説明した。運動では、現場内の残留リスクを重点的に管理し、リスクアセスメントを繰り返しながら安全衛生水準の継続的な向上を目指す。集会参加者が、安全衛生意識の一層の向上と安全で安心して働くことのできる職場づくりと死亡災害撲に向けて努力することを宣言した。

 今年1月に建設現場で発生した災害4件のうち、1件はクレーンで鋼板をつり上げたところ、引っかかっていた鉄骨が倒れて被災者が挟まれたもの。もう1件は、足場材をつり上げていた玉掛け用具のクランプが外れ、約20m下に部材が激突して作業者1人が死亡している。

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