オルト―トルイジンによる膀胱がん追加 厚労省が提言

2018.12.28 【安全スタッフ】
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 厚生労働省は、「労働基準法施行規則第35条専門検討会」報告書を取りまとめた。労基法施行規則別表第1の2に「オルト―トルイジンによる膀胱がん」を新たに追加することが適当と提言している。今回の結果を踏まえて、関係省令などの改正を行う予定だ。

 芳香族化合物に関しては、ベンジジンやベータ―ナフチルアミンなどによる尿路系腫瘍が別表第1の2に列挙されている。平成28年1月に染料・顔料の中間体を製造する化学工場で作業時従事していた複数の労働者から、オルト―トルイジンへのばく露による膀胱がんの発症が疑われ、一定年数以上従事した場合は「業務が有力な原因となって発症した可能性が高い」という結論が出た。

 このため、同検討会は、別表第1の2に「オルト―トルイジンによる膀胱がん」を新たに追加することが適当と判断した。

 また、平成24年度から28年度にかけて別表第1の2各号に規定する包括救済規定に該当した疾病では、現時点で追加する必要のある疾病はないとする一方、理美容師のシャンプー液などの使用による接触性皮膚炎に関しては、「化学物質による疾病に関する分科会」を設置して検討を行うことが妥当としている。

平成31年1月1日第2321号 掲載

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