土木の安全施工に「調整役」の配置を 土木学会

2014.05.15 【安全スタッフ ニュース】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 建設業者や建設コンサルタントなどを会員に持ち、土木技術の発展へ向けた活動を行う(公社)土木学会は、「土木工事の技術的安全性の確保・向上に向けた取組み戦略」をまとめた。事故防止のために計画・設計・施工など各段階の調整を行う「安全衛生コーディネーター」の配置が必要として、資格要件や育成方法についての検討を進める。

 同戦略をみると、土木の現場で起きた重大な事故の背景には、施工業者だけでは解決できない問題があるという。発注、設計から施工までを含めたリスクアセスメントが必要としており、それを中心となって実施する調整役が必要とした。さらに発注者や設計者の役割を明確にすることで、それぞれが責任を持って安全衛生に取り組む仕組みづくりを提案する。

 土木学会では今後、コーディネーターの資格要件や育成方法について検討していく。来年度にはシンポジウムを開催し、建設業界全体へ向けた提言を行っていく考え。

関連キーワード:
平成26年5月15日第2210号 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。