早期離職防止へ研修 新入社員と上司一緒に 大阪府

2013.09.09 【労働新聞】

 大阪府は、中小企業における若手社員の早期離職を防止するため、新入社員・女性社員と上司(管理職)が一緒に参加できる人材育成定着プログラムをスタートさせた。新入社員・女性社員と上司がともに参加することで、研修成果がより一層職場に反映されやすくなるとみている。他社の参加者との交流から悩みを相談し合える仲間づくりを促す狙いもある。

 中小企業の人材確保は依然として困難な状況にあるものの、早期離職の原因をみると「悩みを相談できる相手がいなかった」など、何らかの支援があれば未然に防げたケースが多いことが分かっている。このため、同期の新入社員や女性社員間の交流とスキルアップを兼ね備えた新しいタイプの研修を企画した。

 人材育成定着プログラムは、①社会人としての基礎力・応用力を身に付ける新入社員研修(全13回)、②仕事と家庭の両立を図る手法とポジティブ思考を身に付ける女性社員研修(全13回)、③リーダーシップと統率力を身に付ける管理職研修(全5回)の3つで構成。新入社員や女性社員のグループワークで抽出した課題や意見を管理職研修にフィードバックするなどの工夫も採り入れている。

掲載 : 労働新聞 平成25年9月9日第2936号3面

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