保育所へ集中監督 時間管理せず違反8割 和歌山労働局

2013.04.08 【労働新聞 ニュース】
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 和歌山労働局(神田義宝局長)は、保育所などの児童福祉施設に対する監督指導結果をまとめた。8割を超える事業場で労働基準関係法令違反が発覚している。保育士の時間外労働を把握していないなど労働時間管理がずさんな事業場がめだつ。

 平成23~24年度に保育所などの児童福祉施設139事業場に行った集中的な立入調査に基づいている。全体の80.6%に当たる112事業場で労働基準法、労働安全衛生法などの違反がみつかったため是正指導した。

 主な違反内容をみると、「時間外労働など労働時間管理を適正に行っていない」が56.1%と最も多かった。タイムカードなどの記録媒体を使用せず、出勤後は出勤簿に押印させるだけのパターンが大半だった。保育士が保育延長や催し物の準備などで時間外労働を行っているにもかかわらず、労働時間を把握していないためサービス残業などになっている事業場が典型的とした。…

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平成25年4月8日第2916号3面 掲載

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