遺族補償年金 男女差解消を提言 「合理的理由ない」と 厚労省労災研究会・中間報告
2025.08.07
【労働新聞 ニュース】
メリット制は存続が適当
厚生労働省の「労災保険制度の在り方に関する研究会」(座長=小畑史子京都大学大学院教授)は中間報告書をまとめ、遺族(補償)等年金における夫と妻の受給要件の差の解消などを提言した。要件に差を設けていることに合理的理由を見出せないとしている。労働災害が長期的に減少傾向にあるなかで存在意義が問われていたメリット制については、一定の災害防止効果があるなどとして、存続させることが適当とした。今後、提言内容について労働政策審議会労働条件分科会労災保険部会で議論を進める。…
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令和7年8月18日第3509号1面 掲載