『メリット制』の労働関連ニュース

2023.04.07 【労働新聞 ニュース】
メリット制の対象へ 「5類」移行後に発病で コロナQ&A

 新型コロナウイルス感染症の発病で労災保険料の増加も――厚生労働省は、新型コロナに関する企業向けのQ&Aを改定した。感染症法上の位置付けが「5類」に移行した後の取扱いについて示している。労災保険給付が行われた場合の保険料への影響について、5月8日の5類移行後に発病した場合の保険給付は、メリット制による保険料決定への影響があり得るとした。……[続きを読む]

2022.12.21 【労働新聞 今週の視点】
【今週の視点】労災給付支給 「要件満たさず」と主張可能に メリット制保険料で

有識者検討会が報告書案  厚生労働省の「労働保険徴収法第12条第3項の適用事業主の不服の取扱いに関する検討会」は、労災保険のメリット制の対象となる事業主が、労働保険料認定処分に不服を申し立てる場合、保険料算定の基礎となる労災保険給付の支給要件の非該当性を主張できるよう行政解釈を変更すべきとする報告書案をまとめた。事業主の主張が認められた場……[続きを読む]

2022.12.15 【労働新聞 ニュース】
労災支給取消し訴訟 特定事業主の原告適格認める 地裁に審理差し戻し 東京高裁

保険料で不利益被る恐れ  一般財団法人あんしん財団が職員に対する労災支給処分の取消しを求めた裁判で、東京高等裁判所(鹿子木康裁判長)は同法人の原告適格を認め、審理を東京地方裁判所に差し戻した。メリット制の適用がある特定事業主は、労災支給処分によって当然にメリット収支率が上がり、次々年度以降の保険料が増額される可能性があると指摘。直接具体的……[続きを読む]

2022.11.29 【安全スタッフ ニュース】
認定の違法性主張可に メリット制労働保険料で 厚労省検討会が解釈変更議論

 厚生労働省の「労働保険徴収法第12条第3項の適用事業主の不服の取扱いに関する検討会」は、労災保険のメリット制の対象となる事業主が、労働保険料認定決定に不服を申し立てる場合について、保険料算定の基礎となる労災保険給付の支給決定の違法性を主張できるよう解釈変更を行うことを提案した。  メリット制は、事業主の保険料負担の公平性の確保と、労働災……[続きを読む]

2022.11.04 【労働新聞 ニュース】
労災認定 事業主の「不服」表明可能に 保険料引上げ巡り 厚労省

支給決定は取り消さず  厚生労働省は、自社の労働災害の発生状況に応じて労災保険率が増減する労災保険のメリット制について、事業主が労働保険料の引上げ決定後に「労災認定は違法」として保険料決定に関する不服を申し立てられるよう、行政解釈の変更を行う考えだ。不服が認められ、労災給付の支給要件に該当しないと改めて判断された場合、保険料の増額は行わな……[続きを読む]

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