勤務間の休息 例外なく確保 愛知県・フォーラム
2025.07.22
【労働新聞 ニュース】
愛知県は「勤務間インターバル制度」の普及に向けたフォーラムを開いた。プラスチック部品製造業のサン樹脂㈱(北名古屋市)の磯村裕子常務取締役(写真)が登壇し、自社の取組みを紹介。例外措置を設けない全社一律の制度運用によって、勤務間インターバルを確保する風土を社内に定着させたとした。
同社は2020年1月から11時間の勤務間インターバル制度を導入した。トラブル時の引継ぎ体制構築など、徹底した制度適用に向けて、取組みを行ってきた。その結果、24年度の月間平均残業時間は導入前の19年度と比較し、21.6時間から17.7時間へと短縮されている。
令和7年7月28日第3506号5面 掲載