体力測定手法を体験 高年齢者の転倒防止へ 東京・SAFE協議会
2025.07.15
【労働新聞 ニュース】
東京都内の大手小売業や業界団体、東京労働局で構成する「TOKYO小売業SAFE協議会」は、都内スポーツ施設で高年齢労働者の転倒災害防止に向けた体力測定体験会を開催した。現状の転倒リスクを把握する方法を学ぶことで、効果の高い防止対策の検討につなげる狙い。
健康経営支援などを行っている東急スポーツシステム㈱の担当者を講師に招き、協議会員らが体力測定を体験した(写真)。同社ウェルネスライン室は、「転倒リスクを把握できるよう、測定項目をしっかり選ぶことが大事」と解説。開眼での片足立ちは、左右の平衡感覚と筋力バランスを把握するのに有効とした。
令和7年7月21日第3505号4面 掲載