校舎新築現場で墜落し骨折 福島労基署・送検
2025.07.07
【労働新聞 ニュース】
福島労働基準監督署(田中暁雄署長)は、学校の新築工事現場で型枠組立作業を行っていた労働者が墜落して複数箇所を骨折した労働災害に関連して、型枠工事業の㈲安部建業(福島県二本松市)と同社職長を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで福島地検に書類送検した。手すりの設置など、墜落防止措置を講じていなかった疑い。
労働者は、校舎2階でコンクリートを流し込む型枠同士を固定していた。幅44.5センチメートルの型枠に乗って作業していたところ、高さ3.4メートルから2階床面へ墜落した。
【令和7年6月19日送検】
令和7年7月14日第3504号4面 掲載