ARアプリで危険箇所を抽出 砂防工事の安全管理事例発表 国交省

2025.06.25 【安全スタッフ ニュース】
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 国土交通省は6月17日、「全国砂防関係工事安全管理技術研究発表会」を開催した。

 山岳部の土石流防止工事(砂防工事)での安全確保の取組みと成果を共有するもので、全国の地方整備局直轄工事、都道府県発注工事現場から優秀論文が発表された。労働災害防止の取組みでは、作業の安全確保のためにICT(情報通信技術)を活用する事例が目立った。

 北海道の萩原建設工業が手掛けた戸蔦別川砂防堰堤工事用道路外工事では、ドローンとレーザースキャナを導入して危険な高所での測量をなくし安全性を高めた。秋田県の佐藤建設による片倉沢第2砂防道路工事は、AR(拡張現実)アプリを活用。施工前の場所に完成イメージを投影し、危険箇所や危険作業の抽出、安全管理の検討などに役立てている。

 その他、BIM/CIMモデルを使った作業前の安全訓練、ICT重機の活用、センサーによる重機との接触防止など、最新の技術を駆使して安全性と作業効率を高めた工夫が報告された。

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