国土交通省・北海道開発局（柿崎恒美局長）は、建設業の労働時間削減を推進するため、「ＩＣＴ・ＢＩＭ／ＣＩＭアドバイザー制度」を開始する。情報通信技術を活用したＩＣＴ施工や、構造物の３次元モデル活用を指すＢＩＭ／ＣＩＭを導入するに当たり、施工者や発注者がアドバイザーに無償で相談できる体制を整備する。 　アドバイザーとなるのは、ＩＣＴ活用を先……[続きを読む]

　清水建設㈱土木東京支店が施工する東京外環自動車道京葉ジャンクションＧランプ工事では、ＩＣＴを活用した安全の取組みが進められている。ＶＲでシミュレートした仮想空間の現場を使って事前の作業打ち合わせや安全確認などを行い、公衆災害、インフラ災害などのリスクを検討。体感型安全教育を通じた現場作業員の意識向上や現地ＫＹをはじめとした安全活動などと……[続きを読む]

　建設業労働災害防止協会は10月５、６日、第60回全国建設業労働災害防止大会を広島で開催した。７つの専門部会では、ＤＸ（デジタルトランスフォーメイション）に取り組む現場が増え、動画の活用も進んでいる傾向がみられた。パトロール結果をクラウドでタイムリーに共有し、早期是正につなげている事例、つり荷落下防止で全員に無線を配布し、荷の動きを常に音……[続きを読む]

　国土交通省の中央建設業審議会・基本小委員会は、建設業における働き方改革や技能者が適切に評価される環境の整備に向けて、「建設工事現場を適切に管理するための指針」を新たに作成する。適切な管理のために推奨される取組みとして、勤務間インターバルの導入やＣＣＵＳの活用などを求める予定。企業から労働時間の削減事例やＩＣＴ活用事例を収集し、指針の参考……[続きを読む]