軽貨物に安全管理者 死亡重傷事故5割増で 国交省・規制強化検討へ

2024.02.14 【安全スタッフ ニュース】
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 国土交通省は、事業用貨物自動車のうち、貨物軽自動車運送事業の死亡・重傷事故件数が近年増加傾向にあることを踏まえ、運行管理者の選任、事故の報告など運行管理に関わる4項目について、一般貨物自動車運送事業と同様に義務付ける考えを示した(下表)。早ければ次期通常国会への法案提出を行う。

 ここ数年、EC(電子商取引)市場の拡大により、軽自動車による運送需要が拡大している。平成28年から令和4年にかけて、保有台数1万台当たりの事業用軽自動車の死亡・重傷事故件数は47.4%増加している状況にある。事業用貨物自動車のうち、軽貨物の死亡・重傷事故件数が平成28年以降増加傾向にある一方で、軽貨物以外は減少傾向にあるという。

 このため、貨物軽自動車運送事業適正化協議会で現在検討中の安全対策では、「貨物軽自動車安全管理者」(仮称)の選任と講習の受講の義務付けるという。講習は、…

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2024年2月15日第2444号 掲載

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