東京労働局（辻田博局長）は、「年末・年始Safe Work推進強調期間」の一環として、竹中工務店など５事業者の特定建設共同企業体が施工する中野区新庁舎整備工事現場へのパトロールを実施した。危険防止の注意点を記載したカードを全作業員が携帯する取組みなどについて、辻田局長自ら確認している（写真右から２番目）。

　同現場では、安全対策上注意が必要な項目を記載したカードを作業所長向け、作業員向けにつくり、それぞれに配布している。作業服のポケットに入れて持ち運び、必要に応じて作業時に確認してもらう。作業所長用のカードには、「午前と午後に巡視し、是正が必要な点はチャットルームを用いて担当者に指示する」などと記載し、対策の徹底を求めている。