【特集2】つまずいた階段どう見えていた? 「見え方」を画像で指摘し災防へ/イカリ消毒の光環境評価システム

2012.02.01 【安全スタッフ 特集】
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 ドアを開けた途端、人と人が衝突したり、階段のステップでつまずいたといったことは職場ではよくみられる。では、こうしたケースは当事者にはどう見えていたのだろうか。これが分かれば、注意を促す警告表示よりもさらに効果的な対策ができそうだ。この考えを具体化したのがイカリ消毒㈱で、特殊なカメラを使用して実際にどのように見えているのかを画像解析し、災害防止対策に役立てている。

虫の目をヒントに

 同社は五十数年前、千葉港で船舶のネズミ駆除の業務を始めたのを契機に、衛生管理業務の幅を広げていった。現在では、食品製造工場の異物混入対策や有害生物防除をメーンに事業展開している。

 仕事がら虫についての知識は深いが、ユニークなのが「虫には物がどう見えているか」という発想で、人とはかなり違う見え方をしていることを突き止めた。この虫の目こそ、現場作業環境の改善を図るうえで、重要なヒントとなった。このように同社は、光コントロールシステムの研究開発を持続していくなかで、今回虫のみならず現場作業環境の改善を図るシステム開発へと結びつけた。…

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平成24年2月1日第2155号 掲載

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