相手の働き方配慮が糸口に 損保労連がシンポ

2021.05.07 【労働新聞 ニュース】
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 損害保険業界の労働組合でつくる損保労連(境田道正中央執行委員長、約9.1万人)は、取引先の営業時間外に業務を依頼するなど長時間労働につながる商慣習の見直しに向け、シンポジウムを開催した(写真)。

 境田中央執行委員長は、「産業の枠を越え解決を図る必要があり、お互いに相手の働き方に配慮するという考えを広く浸透させることが糸口になる」とあいさつ。基調講演では(独)労働政策研究・研修機構の樋口美雄理事長が、経営者間での解決には限界があり、取決めづくりには産別や連合の役割が重要になるとした。

 続くパネルディスカッションには、UAゼンセン、自動車総連などが登壇。発注側から積極的に課題を聞き出すほか、産別として経営者へ優越的地位の濫用に対する法令遵守意識の醸成を促す重要性を議論した。

令和3年5月10日第3304号5面 掲載

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