『送検事例』の連載記事

2024.07.09 【安全スタッフ】
【送検事例】開口部付近で墜落防止措置怠る

 鹿児島・名瀬労働基準監督署は、墜落防止措置を講じていなかったとして、廃棄物処理業の団体と同現場責任者を安衛法違反の疑いで鹿児島地検名瀬支部に書類送検した。労働者が施設の2階開口部付近で解体したダクトを荷下ろしする作業を行っていたところ、1階床に墜落。右多発肋骨骨折や胸椎多発骨折などの重傷を負う労働災害が発生している。(R6・6・20)……[続きを読む]

2024.06.26 【安全スタッフ】
【送検事例】ハチ刺され防止で保護具備えず

 長野・小諸労働基準監督署は、適切な保護具を備えていなかったとして、測量業の会社と同社佐久支店部長を安衛法違反の疑いで、長野地検佐久支部に書類送検した。測量現場で労働者が土地境界の杭を復元するため、茂みを進んでいたところ、クロスズメバチに身体を複数箇所を刺され、アナフィラキシーショックを発症。その後、搬送先の病院で死亡するという労働災害が……[続きを読む]

2024.06.11 【安全スタッフ】
【送検事例】フォークの特定自主検査怠る

 岡山・新見労働基準監督署は、フォークリフトの特定自主検査を怠っていたとして、建設会社と同社代表取締役を安衛法違反の疑いで、岡山地検に書類送検した。労働者がフォークリフトで資材置場から同社の施工する建設現場まで運転していたところ横転し、下敷きになって死亡する労働災害が起きた。労基署の調べでフォークリフトの特定自主検査を実施していないことが……[続きを読む]

2024.05.28 【安全スタッフ】
【送検事例】フォークを最低下降位置にせず

 鹿児島労働基準監督署は、フォークリフトの運転席から離れたときの措置を講じていなかったとして運輸会社と同社副社長を安衛法違反容疑で鹿児島地検に書類送検した。労働者がフォークリフトで運搬作業を行っていたところ、フォークを床面から高さ1.2mの位置に上げた状態で停車し運転席を離れた。別のフォークリフトが後退して激突し、その運転者の腰部にフォー……[続きを読む]

2024.05.10 【安全スタッフ】
【送検事例】移動式クレーンで計画未策定

 神奈川・横浜西労働基準監督署は移動式クレーンを用いて作業する際、作業計画を策定していなかったとして土木建築請負業の会社と同社職長を安衛法違反の疑いで横浜地検に書類送検した。河川改修工事で作業員がクレーン機能付きドラグ・ショベルを運転しフレキシブルコンテナバッグ2袋を同時につり上げて移動したところ転倒。作業員がドラグ・ショベルごと川底に転……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。