『ぶれい考』の連載記事

2025.07.03 【労働新聞】
【ぶれい考】シニアの転職阻む“偏見”/今野 浩一郎 NEW

 人材ビジネス業界の最近の動きで注目されるのは、シニアの転職を支援するビジネスを強化する企業が増えていることである。  これまでは、企業の需要が少ない、豊富な職業経験を活かせる転職先を求めるのでマッチングが難しく手間がかかる等の理由から、シニアを敬遠する人材ビジネス企業が多かったように思う。しかしここにきて、深刻な人手不足からシニアに対す……[続きを読む]

2025.06.26 【労働新聞】
【ぶれい考】「総務の価値」に目を/江上 茂樹

 『総務部総務課 山口六平太』という漫画をご存知だろうか。1985年から2016年まで続いた連載で、架空の自動車会社のスーパー総務パーソン「山口六平太」が卓越した問題解決能力で難題を次々と解決していく読み切り型の物語である。  私がこの漫画に出会ったのは中学2年生のときだった。床屋でたまたま読んでみたらはまってしまった。何が私の心に刺さっ……[続きを読む]

2025.06.19 【労働新聞】
【ぶれい考】どんな時も謙虚な姿勢を/堀内 麻祐子

 「謙虚さ」は、とても大切な気持ちだと思っている。どんな職業であっても、どんな立場であっても、この気持ちを忘れ「傲慢」になってしまうと、上手くいかなくなる。  以前みた海外ドラマで、医術を学ぶとても優秀な医女見習いに対して、先生がいった言葉が非常に印象に残っている。「傲慢さは、患者を死に追いやる」という言葉だ。  先生は、勉強熱心で知識も……[続きを読む]

2025.06.12 【労働新聞】
【ぶれい考】さらなる負担信頼損なう/村上 陽子

 1973年に創設された高額療養費制度は、当初は被扶養者が対象だった。84年に被保険者をカバーするものとなり、世帯合算方式、多数回該当の仕組みも取り入れられた。その後、高齢化に伴う医療費の増大や、医療保険財政の悪化を背景に、自己負担限度額が見直されてきた。  30年ほど前に社会保険労務士の試験を受験した頃、自己負担限度額の所得区分は2区分……[続きを読む]

2025.06.05 【労働新聞】
【ぶれい考】OJT機会創出と配分を/今野 浩一郎

 国際比較統計をみると、わが国企業の人材育成への取組みは惨憺たる状況にある。それを踏まえて政府もまた多くの識者も、企業は競争力の向上を図るために人材育成を強化する必要があると提言している。  では、人材育成をどう強化するのか。欧米企業に比べてOJTに依存し過ぎなのでOff-JTを強化すべき。よく聞く処方箋であるが、それで目覚ましく人材が育……[続きを読む]

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