『ぶれい考』の連載記事

2024.07.25 【労働新聞】
【ぶれい考】両立の課題は「代替要員」/大下 英和 NEW

 政府は2030年までを少子化に歯止めを掛けるラストチャンスとし、子ども子育て政策の推進に取り組んでいる。その1つが「共働き・共育て」、仕事と育児の両立推進である。  しかし、企業の取組みは十分に進んでいるとは言えない。昨年、弊所が実施した調査では、仕事と育児の両立推進について、中小企業の8割強(84.1%)が「必要性を感じている」ものの……[続きを読む]

2024.07.18 【労働新聞】
【ぶれい考】仕事も家庭も楽しめる風土/小松 麻衣

 日本のジェンダーギャップ指数が低いことがしばしば話題となるが、当社も長年にわたり、営業職、エンジニア職ともに男性が主体の職場だった。しかし近年、女性の採用・定着が増え、さまざまな視点や感性が混ざりあったことで、会社全体のクリエイティビティが高まっていることを実感している。  社員が会社の知恵や経験を活かしながら、持ち前の共感力や柔軟性で……[続きを読む]

2024.07.11 【労働新聞】
【ぶれい考】“懐かしい”が新しい/小熊 栄

 数カ月前に仕事でシンガポールに行く機会を得た。昼間の業務を終えた後に現地の同僚と行った酒場で、日本の80年代ポップスが流れてきた。店主に聞くと、東アジアでは、日本の昭和時代の歌謡曲やポップミュージックのLPレコードが1枚数万円から、高いものになると十数万円で取引されているという。当然、現地の人々のほとんどは、80年代にその音楽をレコード……[続きを読む]

2024.07.04 【労働新聞】
【ぶれい考】キャリアは保護すべき財産/鎌田 耕一

 個人の主体的なキャリア形成を支援するという考え方は、すでにいくつかの法令に見られる。たとえば、労働施策総合推進法3条1項は、職業生活(キャリア)の適切な設計によって生涯を通じて職業の安定を図ることを労働政策の基本的理念としている。しかし、これまで、キャリアは企業から与えられるもので、個人が企業に対して配慮を求められるものではないと考えら……[続きを読む]

2024.06.27 【労働新聞】
【ぶれい考】「活躍望まぬ」要因の解消を/大下 英和

 25~29歳を境に女性の非正規雇用の割合が高くなる「L字カーブ」と呼ばれる状況が生じている。多くの女性が出産育児期においても、希望する働き方を選び、キャリアを重ねていければ、人手不足問題の解決策の1つとなり得る。  しかし、企業における女性のキャリアアップ支援の取組みは十分に進んではいない。昨年、弊所で実施した調査では、中小企業の8割強……[続きを読む]

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