『さらば問題行動 就業規則の作成&運用』の連載記事

2025.03.20 【労働新聞】
【さらば問題行動 就業規則の作成&運用】第8回 就職口コミサイトへの書き込み防止 入社時に誓約書取る 「給与など漏洩しない」と/原 英彰 NEW

忠実義務として条文を盛り込む  最近では、居酒屋1つ探すのでも口コミサイトで評価を確認するが、人生の一大事である就職活動ではなおさら、求職者は少しでも評判の高い企業に就職しようとし、「ブラック企業」を回避すべく、外部就職情報サイトやSNSを活用して情報収集を図る。そこに書き込まれている口コミは、匿名の在職者や退職者が記入しているわけである……[続きを読む]

2025.03.13 【労働新聞】
【さらば問題行動 就業規則の作成&運用】第7回 適正な直行直帰 メール送受信証拠に 「残業知らぬ」は通用せず/原 英彰 NEW

作業を命じれば移動も労働時間  かつて、勤務弁護士だった頃、少し遠いが出張というほどではない距離の裁判所に出頭して、事務所に戻らずに直帰したことが少なからずあったと、ここに告白する(勤務弁護士は雇用契約ではないので何のやましさもないが…)。直行直帰は事業所の外で活躍する社員を対象として多く活用されているが、適正な労働時間管理やサボりの防止……[続きを読む]

2025.03.06 【労働新聞】
【さらば問題行動 就業規則の作成&運用】第6回 企業公式SNSアカウントの炎上 人権侵害なら解雇も 軽易な過失は厳重注意に/原 英彰

投稿の目的など指針上に明記を  昨今、企業は「自前で宣伝できれば広告費削減になる」と考え、自社の企業公式アカウントを作成し、SNSで宣伝するケースを多く見るようになった。企業にとっては莫大な広告費を投じずして宣伝効果が得られ、SNS担当者は企業の名前を使って承認欲求を満たせるので、Win-Winとも思えるが、バズり(投稿が拡散されること)……[続きを読む]

2025.02.27 【労働新聞】
【さらば問題行動 就業規則の作成&運用】第5回 テレワーク中の時間管理~中抜け把握~ 自己申告との併用を PCログだけでは足りず/原 英彰

乖離ある場合は 問いただし指導  世の中が新型コロナウイルスに怯え、ステイホームをしていた日々のことを忘れつつある今日この頃だが、テレワークという形でその名残がある企業も多いだろう。それまでもスカイプなどのビデオ通話ツールがあったが、直接の面談と電話の間をつなぐツールとしては発達していなかった。しかし、コロナ禍の出社制限によって進化し、急……[続きを読む]

2025.02.20 【労働新聞】
【さらば問題行動 就業規則の作成&運用】第4回 親からクレーム 子へのパワハラで謝罪要求 委任状あれば対応を 会社責任などに限り交渉/原 英彰

心身不調の場合2親等内に限り  学校でのささいなトラブル(子ども同士がふざけ合い、片方が怪我し、もう片方の親が怒鳴り込むような)に親が学校に押しかけてきて、担任の教師や校長などが対応に苦慮してしまう…といったモンスターペアレンツが問題化して、幾星霜。最近では、子どもの会社に親が押しかけることも珍しくない。親が出てくるケースは20歳代の従業……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。