【送検事例】荷降ろし作業で作業指揮怠る

2020.10.12 【安全スタッフ】
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 熊本労働基準監督署は、作業指揮を怠ったとして建設会社と同社職長を安衛法違反の疑いで熊本地検に書類送検した。工事現場で労働者3人がトレーラーに積んでいたクレーンアームの荷卸し作業を行っていたところ、クレーンアームが落下して労働者らが下敷きとなった。労働者3人のうち1人が死亡し、2人は重傷を負った。同職長は労災発生当時現場におらず、作業指揮を怠っていた。(R2・9・3)

事件の概要

 事故は今年4月2日、熊本県宇土市の工事現場で発生。労働者3人がトレーラーに積んでいたクレーンアームの荷卸し作業を行っていたところ、クレーンアームが落下して労働者らが下敷きとなった。労働者3人のうち1人が死亡し、2人は重傷を負っている。

 熊本労基署の捜査によると、…

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2020年10月15日第2364号 掲載

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