【送検事例】ブレーカの無資格運転で送検

2016.01.01 【安全スタッフ】
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 福岡・福岡東労基署は、建設機械の無資格運転をさせたとして建設会社と現場代理人を安衛法違反の疑いで福岡地検に書類送検した。コンクリート製の旧水路の解体工事を行うに当たり、資格を持たない派遣労働者にブレーカを運転させたもの。旧水路を破砕していたところ、ブレーカユニットと旧水路内の鉄製の梁に派遣労働者が挟まれて死亡した。(H27・12・3)

事件の概要

 事故は、コンクリート製の旧水路の解体工事を行っていたときに発生した。旧水路は地下にあり、解体のため一部が開口部(4m×4m、深さ2.5m)になっていた。

 ブレーカ(解体用の車両系建設機械)を地上に設置し、アーム先端のブレーカユニットを伸ばし、開口部の底の旧水路を破砕していたところ、ブレーカユニットと土壁を支える旧水路内の鉄製の梁に派遣労働者Aが挟まれて死亡した。…

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平成28年1月1日第2249号 掲載

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