【産業カウンセリングの現場から】第104回 「心の声を聴く」職場づくりを

2015.09.15 【安全スタッフ】

一次予防に軸足を

 THPの指針が発効し、「心理相談専門研修」が実施されるようになって四半世紀になるが、いまだに研修の申込者が定員を上回っているとのこと。同じような趣旨で活動する「産業カウンセラー」の資格を持つ方も既に2万7000人余と聞く。しかし実際に職場から持ち込まれる相談は、メンタルヘルス問題についての知識が乏しいために、混乱を招いてしまっていることが多い。私の知る心理相談員や産業カウンセラーに話を聴くと「既に心を病んだ人」のお世話ばかりしているという。彼らの職場復帰をサポートすることも大切であるが、職場のメンタルヘルス対策の基本は今般導入されることとなったストレスチェックでも、第一次予防に軸足を置いている。

 これまでお手伝いさせていただいた事業所のメンタルヘルス調査(約6万データ)で、「働く人々のストレス要因」を問うと半数以上が…

執筆:(一社)オリエンタル労働衛生協会 メンタルヘルスマネジメント・サポートセンター
所長 栗原 壯一郎

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掲載 : 安全スタッフ 平成27年9月15日第2242号

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