【ピックアップ調査資料】パートタイム労働者の1求人票あたりの募集賃金平均額(厚労省・職安統計)
2025.07.31
【労働新聞】
5年間で153円の伸び
今年の中央最低賃金審議会の目安に関する小委員会(第1回)で、主要統計資料として示した。ハローワークで受理したパートタイム労働者の求人票から、募集賃金の平均時給額を算出している。
令和7年5月分の全国平均は、1235円となっている。5年前の令和2年平均からは153円伸びている。
地域別最賃の改定目安額の区分(ランク)別では、ランク内の最高額と最低額の開きに差がみられた。最も大きいのはBランク28道府県だった。最高額(兵庫1268円)と最低額(島根1122円)の差は146円となっている。
次いで格差が大きかったのはCランク13県で、最高額(沖縄1205円)と最低額(岩手1083円)の差は122円だった。Aランク6都府県では、最高額(神奈川1378円)と最低額(愛知1275円)の差は103円となっている。
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令和7年8月11日第3508号4面 掲載