【送検事例】刃の取替えで安全措置を怠る

2025.06.10 【安全スタッフ】
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 大阪西労働基準監督署は、機械の刃の取り替え作業の際、作業者以外の労働者が機械の運転をすることを防止するための措置を怠っていたとして、卸売業の会社と同社代表取締役を安衛法違反の疑いで、大阪地検に書類送検した。労働者が金属製品のせん断に使用する機械であるシャーの刃の取替え作業中にシャーを操作。シャーの刃で両手指8本を一部切断する労働災害が起きている。(R7・5・14)

 事件の概要

 事故は令和6年3月14日、卸売業の会社で発生。刃の取替え作業を行わない労働者が、刃の取替え作業中のシャーを操作し、シャーの刃で同人の両手指8本を一部切断する労働災害が起きた。

 安衛法では、機械の刃部の取替え作業を行うときは、機械の運転を停止し、機械の起動装置に錠をかけ、表示板を取り付けるなど、同作業を行う労働者以外の者が機械を運転することを…

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2025年6月15日第2476号 掲載
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