【人事学望見】第997回 高度プロフェッショナル労働制 話題が先行して実態は今ひとつ

2015.03.09 【労働新聞】

将来、胸像になる誉れも…

 第一次安倍内閣当時の07年に登場し労働界の猛反対等で撤退したホワイトカラー・エグゼンプションが、高度プロフェッショナル労働制に姿を変えて再登場した。厚生労働省が示した前回は、年収900万円以上、企画・立案・調査・分析の5業務だったが新制度はいかに。

カタカナ業なじみにくい

 「うちの会社の年間売上高は、約5億円。従業員総数が50人だから、1人当たり平均の年間稼ぎ高は1000万円か。これじゃあ話にならんわ」

 大村製作所で営業担当課長を任じている原田が新聞をみながらつぶやき、タメ息をついた。

 同じ営業車に乗って得意先回りをしている若手の早川が、課長が手にしている新聞に目をやった。

 「何が話にならんのですか」…

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掲載 : 労働新聞 平成27年3月9日第3008号12面

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