福井・武生労働基準監督署は、屋内作業場の温湿度調節措置を怠ったとして、木材・木製品製造業の会社と同社取締役を安衛法違反の疑いで、福井地検に書類送検した。昨年８月１日、同社の倉庫内で梱包作業をしていた労働者が、同日午後４時30分ごろ体調不良となり、熱中症により死亡したもの。同日の最高気温は37.7度に達する猛暑日だった。（Ｒ５・１・19）

事件の概要

　事故は昨年８月１日、木材・木製品製造業の会社の倉庫で発生。同社の労働者が倉庫内で梱包作業を行っていたところ、同日午後４時30分ごろに体調不良に陥り、熱中症により死亡した。日中の最高気温は37.7度に達する猛暑日だった。…