【社労士が教える労災認定の境界線】第332回 事務所の布団を片付け中に転倒

2021.08.27 【安全スタッフ】
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災害のあらまし

 Aさんは、住宅型有料老人ホームと訪問介護サービスを行っている老人福祉・介護事業会社のパート勤務の営業職。就業先の事務所で事務処理に従事していた際、社長から来客があるので隣の部屋にある仮眠用の布団を片付けて、部屋の掃除をするよう指示があった。事務処理を一旦中断し、作業にかかったところ、布団は押し入れの上段の棚に仕舞わなければならなかった。近くに椅子があったことから、布団を持ちながらこれに乗ったが、キャスター付きであったためバランスを崩して落ち、左肩を強打した。しばらく動けないでいたら、同僚が見つけてすぐに救急車で病院に運ばれた。左上腕部が骨折しており、手術が必要であった。

判断

 被災したのは事務所施設内であり、事業主の支配管理下にあり、業務時間内であった。また社長である事業主の支配下にあり、かつ、管理下にあって、通常業務ではないものの、社長の指示による業務に従事しているときの被災であるため、業務遂行性が認められ、業務上災害となった。

解説

 Aさんは、入社間もないパート従業員で、事業所内の設備や業務になれておらず、社長や同僚からの指導を受けながら、日々の業務を行っていた。この日は、…

執筆:一般社団法人SRアップ21 愛知会
鈴木孝一社会保険労務士・行政書士事務所 所長 鈴木 孝一

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2021年9月1日第2385号 掲載

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